FXOpen (エフエックスオープン) を徹底解説!取引環境と評判・口コミは?

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目次

1.FXOpen (エフエックスオープン) とは?

FXOpenは2005年に創業された老舗のFX会社です。創業者はトレーダー出身のためトレーダーにとっての利便性を熟知しており、評判が良いです。

また、15年以上の営業実績を持つ会社なので、信頼性も高くなっています。なおサポート体制は日本語に対応しています。

FXOpenの基本情報
会社名 FXOpen Markets Limited
資本金 非公開
本社所在地 Plaza Level, 41 Shortland Street, Auckland, 1010, New Zealand
ライセンス Financial Service Providers Register(FSPR)、FSPR #FSP264385、Financial Dispute Resolution、Registration Number : 4734
代表者 非公開
電話番号 +7-499-346-0960

2.FXOpen (エフエックスオープン) の特徴

2-1.系列会社がイギリスの金融ライセンスを保有している

FXOpenを運営しているFXOpen Markets LimitedにはFXOpen Ltdという同系列のグループ会社があります。FXOpen Ltdはイギリスの金融ライセンスであるFCAを取得済みです。

FCAは世界最難関と言われており、同系列の会社が運営するFXOpenは信頼性が高いと言えるでしょう。

2-2.4種類の口座タイプ

Micro口座は1ドルから取引ができます。少額取引が行えるため、少ない資金で取引を始めたい人におすすめです。しかし口座タイプはECNではなくマーケットメイカータイプになります。ロスカット率は10%です。

STP口座は10ドルから取引が可能です。手数料が無料の代わりにスプレッドが広く設定されています。ロスカット率は30%です。

ECN口座は最低入金額が100ドルです。取引手数料は発生するものの、利用方法次第で全体的なコストを抑えられます。ロスカット率は50%です。

Crypto口座は暗号資産(仮想通貨)を取引する専用口座です。暗号資産(仮想通貨)取引に慣れていなくても、MT4が使えれば問題なく取引できます。

また現物取引ではないためロングとショートの好きなポジションを取れます。取引手数料は0.5%でロスカット率は15%です。

3.FXOpen (エフエックスオープン) の口コミ・評判


海外業者の評判が良い所はところどころあるものの、日本語非対応やシステム面で使用しにくいことが挙げられています。さらに日本語での口コミも少ないため、日本人トレーダー間の普及も広がりにくいようです。


FXOpenには証拠金の保証制度がありますが、日本人トレーダーが口座開設をする場合ニュージーランド法人を利用します。そのため証拠金保証がない点がデメリットだと述べられています。

4.FXOpen (エフエックスオープン) のボーナス・キャンペーン

FXOpenのキャッシュバックプログラムは新規ユーザーは登録から90日間、既存ユーザーはプログラムに参加時点から90日間の利用が可能です。FXOpenで開設できる全ての口座で適用されます。

プログラムに参加後ユーザー側に必要な操作は取引のみです。取得したキャッシュバックは自動的にコミッションアカウントに追加されます。

キャッシュバック額は最小で5ドル、最大で1,000ドルです。また1回の取引ごとに発生する最大のキャッシュバック金額は100ドルになります。

このキャッシュバックは外国為替取引業者の中で最も高い払い戻しに該当します。

5.FXOpen (エフエックスオープン) のメリット9つ

5-1.手数料・スプレッドが低い

FXOpenのスプレッドの狭さはFX業界内で上位に位置しています。さらにスプレッドと手数料を足した費用はより安さが際立っており、コストを抑えた取引が可能です。

海外FX業者を利用する場合、スプレッドや取引手数料の安さは利益を増やすためにチェックが必須になる項目です。

5-2.ECN口座の取引手数料が業界最安

ECN口座の取引手数料は、口座残高や毎月の取引手数料によって変化するものの、上限でも0.25pipsに設定されています。

業者名
10万通貨あたり取引手数料
FXOpen ~0.25pips
AXIORY 0.60pips
TitanFX 0.60pips

短期取引などで取引回数がかさむ場合は、FXOpenなどの手数料が安い業者を利用することで最終的な手数料を減らせるでしょう。

5-3.レバレッジが最大500倍

海外FX業者の魅力の1つが高いレバレッジ倍率にあります。国内FX業者では最大レバレッジは25倍に設定されています。しかし海外FX業者の場合レバレッジを100倍以上に設定できる場合は珍しくありません。

FXOpenでは最大レバレッジが500倍です。海外FX業者の中では中間の部類に入るものの十分に高い倍率なので、うまく活用すれば短期間で大きな利益を得られるでしょう。

5-4.仮想通貨の取引が可能で銘柄も多い

FXOpenでは暗号資産(仮想通貨)のFX取引も行えるようになっています。暗号資産(仮想通貨)を取引する場合レバレッジは最大10倍に下がります。その点だけを見ると大きなリターンは期待できないかもしれません。

しかし、取り扱い通貨数はビットコインやイーサリアムをはじめとして、メジャーな銘柄を12種類取り揃えています。通常のFX取引にくわえて暗号資産(仮想通貨)も選択肢に入ることで、より広い中から取引通貨の決定が可能です。

5-5.多様な入出金方法

FXOpenを利用するにあたって取引を行うための入出金手段も豊富に用意されています。様々な入出金手段が用意されていることで、ニーズに合わせた方法を選択可能です。

入出金方法には銀行送金からクレジットカードをはじめ、電子マネーも用意されています。さらにビットコインやイーサリアムなど暗号資産(仮想通貨)でも資金を出し入れできます。

5-6.口座登録ボーナスがある

FXOpenは口座登録を行うことで、10ドルがボーナスとして支給されます。10ドルは日本円で約1,000円ほどですが、レバレッジを500倍までかけると50万円規模の資金を動かせます。

この資金はあくまでボーナスのため、仮に取引の結果資金が無くなっても元々の資金が消えるわけではありません。そのためFX取引を始めてみる良いきっかけになるでしょう。

5-7.世界トップクラスのサーバーを持ち、約定力が高い

FX取引をするうえでサーバーの強さは重要項目になります。サーバーがしっかり稼働することが、想定外の約定を防ぐ鍵です。

FXOpenのサーバーはECNシステムを採用しており、指定価格と約定価格に大きな差異が発生するスリッページが発生しにくくなっています。

5-8.2種類のMT4が利用できる

FXOpenで利用できるMT4には通常のMT4とMT4 ECNが用意されています。MT4 ECNはECN用にカスタマイズしたトレーディングツールで、ECN口座やクリプト口座で取引するために最適化されています。

ECN口座やCrypt口座を利用する場合は、MT4 ECNをインストールするようにしましょう。

5-9.PAMMアカウントが存在する

FXOpenではPAMMアカウントのサービスが用意されています。PAMMアカウントとは口座に置いてある資金を他人に運用してもらえるアカウントです。

似たような仕組みでは他人のトレードをマネするコピートレードがありますが、PAMMアカウントでは資金を丸ごと預ける仕様になっています。

資金を託されたユーザーは取引手数料で稼げて、預ける側は勝率の高いトレーダーの恩恵を受けられます。

6.FXOpen (エフエックスオープン) のデメリット3つ

6-1.日本語に対応していない

FXOpenは取引環境が整えられており、大概の利用者は快適なトレードが可能です。

しかし、日本人トレーダーにとって、日本語が非対応な点が大きな懸念点になります。英語力に自信のない人はFXOpenの利用をおすすめできません。

6-2.Micro口座はDD方式を採用している

DD方式はトレーダーとFX業者が1対1で取引を行う方法です。DD方式の場合ディーラーを通すため、取引の透明性が担保されにくい方式です。

ただし公平性の高いNDD方式と比較するとスプレッドは狭く抑えられる特徴もあります。Micro口座は少ない資金で取引ができる仕組みのため、コストを抑えられるDD方式が利用されています。

6-3.過去に出金拒否の事例がある

FXOpenはビットコインの入金が可能です。ビットコインは入出金手数料が無料のため、多くのユーザーが活用していますが、FXOpenからビットコインを出勤する際に出金拒否される場合があるようです。

ビットコインを増やす目的のユーザーは気に留めておく方がいいでしょう。

7.FXOpen (エフエックスオープン) の手数料

7-1.取引手数料

口座タイプ 取引手数料
Micro口座 無料
STP口座 無料
ECN口座 1.5pips
Crypto口座 0.25%

7-2.口座維持手数料

FXOpenでは一定期間取引がない場合に、毎月10ドルの口座維持手数料が発生します。

7-3.入出金手数料

送金手段 入金手数料 出金手数料
クレジットカード 2.5% 2%
海外銀行送金 30ドル 30ドル
Webmoney 0.8%(最大50ドル) 0.8%(最大50ドル)
Bitcoin 無料 無料

8.FXOpen (エフエックスオープン) のスプレッド

FXOpenのECN口座のスプレッド平均値を他業者と比較すると上の表のようになりました。

FXOpenはスプレッドに優れ、短期トレードに向いていることがわかります。

海外FX業者名 スプレッド平均
FXopen(ECN口座) 0.35pips
XM(スタンダード口座) 2.7pips
TitanFX(ゼロスタンダード口座) 1.8pips

9.FXOpen (エフエックスオープン) のレバレッジ

STP口座とECN口座では最大レバレッジが500倍となっています。またMicro口座でも最大レバレッジは500倍です。一方Crypt口座の場合レバレッジは最大10倍にまで下がります。

一応FXOpenでは追証がないことが記載されており、証拠金以上の損失を背負わないように見えます。しかしFXOpenの対応は実質的な追証のような仕組みを採用してるので、レバレッジ設定には注意が必要です。

10.FXOpen (エフエックスオープン) のロスカット

FXOpenでは公式文句として追証なしが記載されています。追証なしの業者では大概の場合ゼロカットシステムが採用されています。証拠金を超える損失は業者が負担する仕組みです。しかしFXOpenの利用者の中には追証があると言う人もいます。

FXOpenの回答は「マイナス分を次回の入金から差し引く」ということで、大きな損失を出した後に入金すると損失分だけ証拠金が減るという意味です。実質追証のような役目を果たすため、FXOpenの信頼性が疑われます。

11.FXOpen (エフエックスオープン) の取引ツール

FXOpenで利用できる取引ツールにはMT4とMT5があります。MT4は多くのFX業者で取り入れられている優秀なシステムです。手動取引から自動取引まで可能で、デスクトップ版からウェブ版、スマホでの取引を可能にするモバイル版まで利用可能です。

MT5はMT4の上位バージョンに位置しています。MT5はMT4と比較してほとんどの機能が優れていますが、カスタムインジケータやEAの数が劣るため利用方法によって使い分ける必要があります。

12.FXOpen (エフエックスオープン) のデモトレード口座

FXOpenではデモ口座の利用が可能です。デモ口座では仮想の資金を使って取引の練習を行います。利用は無料なので、実際に資金を投じる前にお試しで取り組むのもおすすめです。

13.FXOpen (エフエックスオープン) の自動売買

FXOpenが提供する自動売買ツールにはMyfxbookとZulutrade、VPSの三種類があります。MyfxbookとZulutradeは他のトレーダーの取引をコピートレードとして利用したり、ストラテジーを活用できます。

VPSは停電等のトラブルが発生しても稼働が維持される、自動売買や高速取引に特化したシステムです。また完全に資金を他ユーザーに預けるPAMMというサービスもあります。

14.FXOpen (エフエックスオープン) のスマホアプリ

FXOpenは取引ツールとしてMT4とMT5を採用しています。

これらの取引ツールはどちらもスマホアプリが存在しており、自分の口座と連携することでスマホからでも取引が可能です。

15.FXOpen (エフエックスオープン) の入金方法

FXOpenに資金を入金する方法は海外銀行送金とクレジットカード、ウェブマネーとビットコインがあります。それぞれの入金方法ごとに手数料負担と入金額が変わりますが、今回はクレジットカードで入金する方法を解説します。

FXOpenにログイン後「Add Funds」を押しましょう。項目で「クレジット・デビットカード」を選択します。入金通貨はEURかUSD、RUBLEのみ可能です。円で入金したい場合はVISAカードを用意してください。

次に入金先口座の選択と入金額を入れます。「資金追加」を押したらクレジットカード情報の入力画面が表示されます。全て入力後「proceed」を入れて入金完了です。

16.FXOpen (エフエックスオープン) の出金方法

FXOpenから資金を出金するには取引口座の資金をeWallet口座に移す必要があります。

初めに「Transfer」欄の「Internal Transfer」を押しましょう。出金元口座の選択と出金額を記入後eWallet口座を選択します。口座開設時にメモしたPINコードを入力後、「Submit」をクリックしてください。

登録メールアドレスあてにFXOpenからメールが届くので、文章内の確認リンクを押しましょう。確認作業が完了したので、資金が移動するまで待ちます。

次はFXOpenから資金を出金させる作業です。「Withdraw Fund」内の「Wire Transfer」を押します。出金元口座や個人情報、着金する銀行の所在地国を選択してください。PINコードの入力後「Next」を押します。

次の画面では着金先の銀行口座番号を入力してください。銀行コードを選択後「Previous」を押します。選択した銀行コードを入力後「Check SWIFT」をクリックしましょう。「Next」を押すと出金要請フォームが表示されます。内容を確認して、枠内に数字を入力してください。「Execute」を押します。

すると登録メールアドレスあてに出金申請メールが届くので、本文内の確認リンクを押しましょう。出金申請が完了です。

17.FXOpen (エフエックスオープン) の日本人対応

FXOpenのメインサイトでは日本語に対応していません。なお会員ページや口座開設時は日本語表示が可能です。また本人確認の時は日本語で記載された書類で問題ありません。

問い合わせる場合は日本語は通じないので、英語など外国語を使わなければなりません。本格的にFXOpenを利用すると英語の壁に当たるので、英語が苦手な人は他のFX業者を当たることをおすすめします。

18.FXOpen (エフエックスオープン) のスキャルピング

FXOpenでは4つの口座タイプが用意されています。その中でもECN口座ではスプレッドが狭いです。スプレッドが狭いほど取引で発生する取引コストを抑えられるという特徴があります。

スプレッドは取引が積み重なることで、金額が大きくなります。短期取引を繰り返すスキャルピングは最も注意するべき内容です。そのためスキャルピングでECN口座を利用すると、積み重なる取引コストを抑えて総合的な利益を増やせます。

19.FXOpen (エフエックスオープン) の口座開設・登録方法

初めにFXOpenの公式ページに移動します。

画面上の「Live Account」を押してください。

住んでいる国を選択します。そして「Begin Application」を押してください。

するとeWalletの登録に移ります。メールアドレスと新規パスワードの入力、さらに電話番号を記入してください。下の文字を空白に入力後チェックボックスに印をつけて、「Submit」を押しましょう。

20.FXOpen (エフエックスオープン) の取引時間

FXOpenの取引時間は、夏の日本時間では月曜日の午前6時5分から土曜日の午前6時までです。また冬の日本時間では月曜日の午前7時5分から土曜日の午前7時までとなります。

なお口座タイプは4つ用意されていますが、すべての口座で同じ取引時間になります。

21.FXOpen (エフエックスオープン) に関するQ&A

21-1.FXOpen (エフエックスオープン) は信頼できる業者ですか?

FXOpenはFXOpen Markets Limitedという業者によって運営されています。同社の系列にはFXOpen Ltdというグループ会社があります。

FXOpen Ltdはイギリスの金融ライセンスFCAを取得済みです。FCAは取得が難しいライセンスとして知られているため、FXOpen Ltdと同系列のFXOpen Markets Limitedが運営するFXOpenは信頼性が高いことが読み取れます。

21-2.出金拒否の噂は本当ですか?

FXOpenのユーザーの中には出金拒否を受けた記録を残している人がいます。FX取引で利益を出しても、取引した業者から資金を引き出せないなら手元にお金が入りません。

出金拒否の真偽は分かりませんが、そのような噂が立つ業者として注目する必要があるでしょう。

21-3.おすすめの口座タイプはどれですか

FXOpenで利用できる口座タイプはそれぞれに特徴があるため、一概に善し悪しを語れません。ユーザーが好む取引方法やレベルによって利用口座を決めましょう。

Micro口座はロスカット率が最も低いものの、スプレッドが広がりやすい傾向があります。

またECN口座はスプレッドの狭さが魅力ですが、ロスカット率が50%と中途半端のため、使いにくさがあります。

STP口座は標準的なロスカット率30%とスプレッド水準など利用しやすいです。

Crypt口座は暗号資産(仮想通貨)を扱うため、ビットコインなどで取引したい人はCrypt口座一択です。

21-4.スキャルピングは可能ですか?

可能です。FXOpenでは取引方法に一切制限をかけていないため、スキャルピングや自動売買などを行っても問題ありません。

22.FXOpen (エフエックスオープン) のまとめ

FXOpenは系列企業がイギリスの金融ライセンスFCAを取得していることから信頼性が高いように思われます。しかし口座内資金の出金拒否の噂や追証なしと明言されているにも関わらず、証拠金を超える損失を次回の入金分から差し引くといった不可解な制度もあります。

これらの制度を考慮するとFXOpenの利用は慎重になった方がいいかもしれません。始めはFXOpenに投入する資金量を少なくするなどの対策をとり、自分で信頼性を確かめるようにしましょう。