FxNet (FXネット) は日本人利用不可!日本から撤退した理由は?

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1.FxNet (FXネット) とは?既に日本から撤退した海外FX業者

FxNet (FXネット) は既に日本から撤退済みの海外FX業者です。

1秒以内にほぼ100%の注文を約定させる約定力や狭いスプレッド、追証無しのゼロカットシステム、最大2万ユーロの信託保全などが評価されていた業者でした。

しかし、2016年10月6日をもって、日本人ユーザーに向けた全てのサービスを停止しました。FxNetの日本人ユーザーに対するサービスの停止に関しては、CySEC(キプロス証券取引委員会)からの指示によるという情報があります。ただし真実であるかは不明です。

その後FxNetの日本人ユーザーは、2016年10月7日よりベリーズのOloFXが引継ぎ対応を行うこととなりました。

FxNetは、日本人ユーザーの引継ぎに関して「OloFXはFxNetと全く同じ取引条件を持っており、これまでの日本語サポート部門の一部もそのままOloFXに移管されるため、日本人ユーザーはこれまでと同じサービスを受けることができる」としています。

2.FxNet (FXネット) が日本から撤退した理由について

FxNetが日本から撤退した理由は、FxNetの経営状態に原因があったと考えられています。

2014年、FxNetはユーザーに対するボーナスキャンペーンの問題や、経営資本のかたよりによって経営困難に陥りました。

その後、中国の投資家が救済に乗り出して資本の増強や経営の立て直しを行い、一時的には持ち直したように見えました。

しかし2016年に入り、出金拒否を行っているといううわさが多く聞かれるようになり、6月末より日本向けブログの更新も中断。これが決め手となり、9月に入って日本から撤退という発表をしたという流れです。

3.FxNet (FXネット) の移管先「OloFX」とは?評判は良い?

FxNetの移管先である「OloFX」はBelFx Limitedがライセンスを保有しているとサイトに記載があります。

しかし、OloFXとBelFxともに、FX業者としての実績は不明です。日本人ユーザーの移管に関しても、移管先の業者である2社からの公式発表はありません。資金の安全性は担保されているのかなど、ユーザーが気になる情報が明らかにされておらず、不透明感がただよっています。

FxNetのサービスが、日本のFXコミュニティに影響を与えるほどのシェアを獲得していなかったため、混乱が少ないと思われることだけが不幸中の幸いといえるでしょう。

4.FxNet (FXネット) の詳細情報

FxNetの特徴は、まずMT4だけでなくwebトレーダーが使用可能なところです。

またスマホアプリも用意されているので、外出先でも安心して取引できます。

最大レバレッジは500倍であり、海外FX業者としては一般的ですが、国内FXの最大レバレッジは規制により25倍であるため、単純計算で20倍の差となります。

加えて最低入金額は2500円と低いので、ハイレバレッジで取引をするトレーダーやFX初心者の方にメリットがあります。

5.FxNet (FXネット) まとめ

この記事では、2016年に日本から撤退したFxNetについて振り返ってきました。

FxNetのように急に日本から撤退する海外FX業者は少なくありません。海外FX業者を決める際は、これまでの運営歴やライセンス、日本人のユーザー数などを確認し、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。