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【もう限界!】夜のネットが遅い光回線は卒業!爆速回線に乗り換える究極ガイド

楽しみにしていた最新ドラマの配信を見ようとしたら、動画が途切れてスムーズに再生されない…。

仕事が終わってオンラインゲームを始めたら、通信ラグがひどすぎてまともに遊べない…。

このような“夜になるとネットが激遅になる現象”、心底うんざりしませんか。

昼間は快適だったのに、なぜ夜だけ自宅の光回線が急に使い物にならなくなるのでしょうか。

これは、ルーターの故障でも、あなたのスマホやパソコンのせいでもありません。実は、その通信の遅さの原因は「光回線全体の構造的な渋滞」にある可能性がとても高いです。

そこで本記事では、光回線に詳しくない方にも分かりやすく、夜のネットが遅くなる本当の理由を解説します。

そして、その悩みを解消し、夜でもサクサク快適に使える“混雑に強いおすすめの光回線3社”をご紹介します。

もう「夜だから仕方ない」と諦める必要はありませんよ!

目次

夜にネットが遅くなる3つの主な原因

夜に感じるインターネットの遅さは、いくつかの要因が絡み合って発生していますが、特に深刻なのは「回線そのものの混雑」です。

こちらでは、主な3つの原因を解説します。

原因⑴回線の渋滞

夜の時間帯、特に19時~23時頃は多くの人が帰宅し、一斉に動画視聴やオンラインゲーム、大容量ファイルのダウンロードなどを始めます。インターネット回線は、例えるなら高速道路のようなものですが、この高速道路には必ず「料金所(関所)」が存在します。

従来の光回線で使われてきた古い接続方式(IPv4 PPPoE方式)では、この「料金所」を通らないとインターネットの本線に出られません。この料金所の処理能力が追いつかず、夜間にデータ通信が殺到すると、誰もが知る大都市の高速道路のように大渋滞が発生してしまいます。

どんなに自宅から高速道路の入り口(光回線)までの速度が速くても、この関所(網終端装置)の渋滞こそが、夜間に速度が急激に低下する最大の原因なのです。

原因⑵自宅の機器の問題(ルーター・LANケーブル)

回線自体が原因でない場合でも、自宅の中の機器が通信速度を遅くしている可能性があります。

  • 古いWi-Fiルータ
    数年前に購入した古いルーターは、最新の通信規格に対応していなかったり、同時に複数のスマホやパソコンを処理する能力が不足していたりする可能性があります。ルーターの処理能力の限界を超えると、たとえ回線速度が速くても、通信速度が遅くなってしまいます。
  • 規格の古いLANケーブル
    ルーターとパソコンを繋いでいるLANケーブルが古い規格(例:CAT5など)の場合は、回線本来の速度が出なくなってしまいます。

原因⑶契約している光回線自体の問題

特にマンションなどの集合住宅にお住まいの場合は、建物の配線方式が原因で速度が落ちているケースがあります。

  • VDSL方式の限界
    光ファイバーが建物の共有部分までしか来ておらず、そこから各部屋までは電話線を使って配線している「VDSL方式」の場合、通信速度の上限が最初から低く設定されています。この場合は、夜間の利用集中に関わらず、配線方式自体がボトルネックとなって速度が出ません。
  • プロバイダの設備不足
    ごく稀ですが、契約しているプロバイダ(インターネット接続業者)の設備投資が追いついておらず、プロバイダ側で処理できるデータ量に限界がある場合も、夜間に速度が低下する原因となります。

まず試すべき!今すぐできる改善方法

夜間のネットの遅さが回線全体の渋滞ではなく、実は“機器の状態やちょっとした設定ミスが原因だった”というケースも少なくありません。

まずは、簡単に試せる効果の高い対策を実行してみましょう。

対策⑴再起動を試す

長期間電源を入れっぱなしにしていると、Wi-FiルーターやONU(光回線終端装置)といった接続機器の内部に一時的なエラー情報や処理データが蓄積され、動作が不安定になることがあります。

対策はとても簡単です。ONUとWi-Fiルーターの電源コードをコンセントから抜き、5分程度放置してから再度電源を入れ直してください。

このリセットによって機器内部の処理がクリアされ、速度が回復するケースはよくあります。

対策⑵5GHz帯への切り替え

ほとんどのWi-Fiルーターには、「2.4GHz」と「5GHz」の2種類の電波(周波数帯)が用意されています。

2.4GHz帯とは?

遠くまで届き、壁などの障害物にも強いですが、電子レンジやBluetooth機器などと同じ周波数を使うため電波干渉を受けやすいです。

5GHz帯とは?

障害物には弱いですが、他の家電製品との干渉が少ないです。

スマホやパソコンの設定画面で、現在接続しているWi-FiのSSID(ネットワーク名)を確認し、末尾に「-a」や「-5G」とついた5GHz帯の接続に切り替えるだけで、遅さが改善することがあります。

対策⑶LANケーブルの交換

回線速度は、家の中で一番遅い機器のスペックに制限されてしまいます。特に古いLANケーブル(一般的に「カテゴリ5」や「CAT5e」以前のもの)を使用していると、1Gbpsの光回線本来の速度が出せず、通信速度の「上限」を作ってしまいます。

LANケーブルの側面に印字されている「CAT.」の数字を確認し、もし古い場合は「CAT6A(カテゴリ6A)」以上のケーブルに交換することで通信速度が回復する可能性がありますよ。

「夜だけネットの速度が遅い…」の解決策とは?

前章でご紹介した再起動や設定の見直しを試しても夜間の速度低下が全く改善しない場合は、問題は「光回線の構造」そのものにあるかもしれません。

この回線全体の渋滞を避けて、夜間でも快適なネット環境を手に入れる解決策をご紹介します。

接続方式の変更

夜になるとネットが遅くなる最大の原因は、従来の「IPv4 PPPoE方式」という接続方法が引き起こす関所(料金所)渋滞です。

これは、どれだけ利用者が増えても、関所を通過できる台数(処理能力)が変わらないために起こる構造的な問題です。残念ながら、この接続方式を使い続けている限り、夜間のネットの遅さは解決しません。

唯一の解決策は、新しい接続方式である「IPv6 IPoE方式」への切り替えです。

IPv6 IPoEとは?

IPv6 IPoE方式は、従来の混雑する関所を経由せず、直接インターネットへ接続することができます。

この新しい道路は、従来の関所を経由する古い方式(PPPoE)とは別の通信経路を使用しており、処理能力も格段に高いため、たとえ利用者が集中する夜間でも混雑の影響を受けにくいという特徴があります。

そのため、動画の途切れやオンラインゲームのラグに悩まされずに済みます。

IPv6 IPoEを利用しよう!

現在契約している光回線がIPv6 IPoEに対応している場合は、プロバイダへの申し込みやルーターの交換だけで速度が改善する可能性があります。

しかし、もしお使いの回線やプロバイダがIPv6 IPoE接続に対応していない場合や、対応していても速度が改善しない場合は、IPv6 IPoE接続が標準提供されている光回線へ乗り換えるのも一つの手段です。

次の章では、夜間でも快適にネットを利用できる光回線の選び方をご紹介します。

夜でも通信速度が速い光回線会社の選び方

夜でも快適なインターネット環境を実現するためには、速度が低下する原因を根本から解決できる回線を選ぶのがおすすめです。

光回線に詳しくない方でも失敗しない、選び方のポイントを解説します。

【最優先】IPv6 IPoE接続が「標準」であること

回線を選ぶ際の最重要項目は、前章で解説した「IPv6 IPoE方式」に対応しているかどうかです。

現在、多くの光回線事業者がこの新しい接続方式に対応していますが、中には別途オプション料金が必要な場合や、古いルーターを使っていると利用できない場合があります。

乗り換えの際は、追加料金なしでIPv6 IPoE接続が標準で提供されるサービスを選ぶことで、契約後にすぐに利用できます。

【さらに速度を追求するなら】独自の回線網を持つサービスを検討

多くの光回線サービスは、NTT東西のフレッツ光回線網を借りて運営されています(これを「光コラボ」と呼びます)。光コラボは手軽ですが、利用者が非常に多いため、どうしても混雑しやすい側面があります。

そこで、さらに速度と安定性を追求したい場合は、NTTとは異なる独自の回線設備やネットワーク網を所有している事業者を選ぶのがおすすめです。

独自の回線は、フレッツ光ユーザーの混雑とは無縁の「別ルート」を確保しているため、特に利用者が集中する夜間でも速度が落ちにくいという大きなメリットがあります。(例:〇〇光や△△ひかりなどが、独自の回線を利用しています。)

【将来を見据えるなら】最大通信速度10Gbpsプランの検討

一般的な光回線の最大速度は「1Gbps」ですが、動画配信やオンラインゲームの高画質化、家族の同時接続が増加する現代において、将来的な快適性を見据えるなら「最大10Gbps」の超高速プランもおすすめです。

特にデータ通信量の多いオンラインゲームをされる方や、4K・8K動画を家族全員で視聴するご家庭では、1Gbpsプランでは夜間に遅延が発生する可能性があります。10Gbpsのプランであれば、夜間でも速度の心配をすることなく利用できます。

ただし、10Gbpsプランは提供エリアが限られている場合があるため、事前にお住まいの地域が対応しているかを確認しましょう。

【乗り換え】おすすめの「夜間も速い」光回線3選

おすすめ①NURO光【速度と安定性を求めるなら】

NURO光は、NTT東西とは異なるソニーネットワークコミュニケーションズ独自の回線網を使用しています。この「独自回線」が、従来の光コラボユーザーが集中する夜間の大渋滞を避けられる最大の理由です。

また、標準プランでも下り最大2Gbpsと一般的な回線よりも高速なため、実測値の安定性に優れています。

夜間の動画視聴や大容量ファイルのダウンロードが多い方やとにかく速度を優先したい方は、提供エリア内であれば真っ先に検討したい回線です。

おすすめ➁auひかり【独自回線で安定、スマホ割も強力】

auひかりも、KDDIが敷設した独自の光ファイバー網を使用しているため、フレッツ光系の回線混雑とは無縁で、夜間でも安定して速い通信が期待できます。

さらに、auのスマートフォンをお使いの方はセット割引が適用されるため、通信費を大幅に節約できるというメリットがあります。

独自の安定した回線とお得なスマホ割を両立したいauスマホユーザーにおすすめの回線です。

おすすめ➂GameWith光【ゲームと配信に特化した光コラボ】

引用:GameWith光

GameWith光はNTT回線(光コラボ)を利用していますが、その特徴は通信経路をオンラインゲームや配信向けに徹底的に最適化している点です。

通常の回線が混雑しても、GameWith光専用の高速ルートを確保することで、遅延(ラグ)の原因となるPing値を低く安定させています。

夜間にオンラインゲームやライブ配信を快適に行いたい方や速度だけでなく「応答性」を重視したい方におすすめの回線の一つです。

まとめ

夜になるとネットが遅くなる問題は単なる一時的な不調ではなく、多くの場合は古い「IPv4 PPPoE方式」という回線全体の構造的な渋滞が原因です。その場合は、再起動などの対策では解決しません。

夜でもスムーズにネットを利用するには、「IPv6 IPoE接続」に対応した、混雑に強い新しい光回線を選ぶことです。

夜でも速い光回線3選

ぜひこの記事を参考に、夜間でも爆速な回線に切り替え、動画もゲームも途切れない、快適なデジタルライフを手に入れてください!

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