待望のマイホームを新築したら、引っ越しをして、すぐにインターネットを使いたいですよね。
今回は、新築してすぐにインターネットを使えるようにする手順を詳しく解説しています。
また、新築におすすめする光回線を5つ選びました。ぜひ、最後まで読んでください。
新築で光回線を使えるようになるまでの流れ
ご自宅を新築されて引っ越しをしたら、すぐに光回線でインターネットを楽しみたいですよね。
スムーズに光回線を使うためには引っ越しの約3カ月前から手続きを開始するとよいでしょう。
ここではその流れをまとめました。
新築で使う光回線を決めて申し込む
まず今、光回線を契約していて、引っ越し先でも同じ通信事業者の光回線を使われる場合。この場合は契約されている光回線の通信事業者に移転の手続きをする必要があります。
ただし、引っ越し先で今の通信事業者が変わる場合は、解約して、別の通信事業者に新規の申し込みが必要です。
新築届を役所に提出する
建物を新築した場合、建物等新築届(以下、新築届という)を自治体に提出する必要があります。これをもとに住所表示が決まります。
実際にはハウスメーカーや工務店が代行で申請するかもしれません。しかし、住所表示が決まらないと次のステップに進めません。ハウスメーカーに早めに申請して欲しいと伝えておくといいでしょう。
NTTに新築の住所登録の連絡をする
新築届が提出され、住所表示が確定したらNTTに住所登録をしましょう。使われている光回線がNTTフレッツ光以外でもNTTへの連絡が必要です。
NTT以外の通信事業者の光回線でも、NTTの光ケーブルを利用している通信事業者が大半です。そのため、NTTへの住所登録が必要になります。
なお、NTTで住所登録に要する期間は約3週間です。
開通工事日を決めて工事を行う
通信事業者と光回線の開通工事日を打ち合わせる必要があります。開通工事日とは、実際に通信事業者の作業者が、新設した光回線でインターネットが正常に接続できるか試験する日です。
インターネットとの接続が成功すれば、光回線が開通したことになり、契約上の開通日となります。
新築の住宅に入居して1日でも早くインターネットが接続できる状態にしておきたい気持ちはわかりますが、いくつかの注意点があります。
まず、ハウスメーカーや工務店などに光ケーブルを住宅に引き込めるのはいつになるかの工程の確認です。新築であれば多くの場合、電気や電話線などを建物に引き込むための貫通孔があけられます。貫通孔が完成したあとでなければ、光ケーブルの入線はできません。
その他の建物工事の進捗具体でも最適な開通工事日は変わります。建物の工事は、一般に外装工事と内装工事にわけられます。内装工事の方は後半になりますので、内装工事と重ならない方がいいでしょう。
一番注意して欲しいのが電気の契約です。電気の契約もハウスメーカーや工務店、電気工事会社が代行してくれます。通信事業者が設置するONU(光回線終端装置)や無線LANルーターなどは電気がないと使えません。
電気が使えるようになった日以降を光回線の開通工事日にする必要があります。
整理すると、新築の住宅にすぐ入居しようと思えば、ハウスメーカーや工務店に電気が使えるようになる日を確認し、その日を通信事業者に伝えることです。
また、建物の工事は雨天などで作業できない日を見込んで予備日を設定して工程を組んでいます。工事が早く進捗しているようであれば、状況を教えてもらうようにしておけばよいでしょう。
子どもさんの学校の関係で建物の新築と入居する日がずれるのであれば、引っ越し作業の直前か直後をおすすめします。光回線にしても電気にしても、使っていなくても料金はとられますので、少しでもお得になります。
新築でおすすめの光回線5選
新築で光回線を新設する人におすすめの通信事業者を5つ選んでみました。
NURO光
NURO光はNTTから光ファイバ心線を借りて、独自のサービスを展開している事業者です。
下り最大2Gbpsのインターネット接続サービスを提供しています。通信速度を重視する方には特におすすめです。
基本工事費が実質無料になるキャンペーンをしています。毎月分割で基本工事費を支払っているものの同額が割引され、結果的に支払いは月額基本料金だけで工事費は無料になります。
NURO光の場合、光回線が開通するまでの間、安い価格でモバイルWi-Fiルーターをレンタルできます。さらにレンタル費用は日割り計算で無駄がありません。返却もコンビニや宅配、ポストへの投函と手軽です。
新築住宅に引っ越しの際、NTTと契約していた電話を「NURO光でんわ」という光電話サービスにまとめることもおすすめです。NTTに支払っていた基本料金が不要になります。
さらにソフトバンクのスマホを使っていれば、スマホの携帯電話料金が割引になります。
ドコモ光
ドコモ光もNURO光と同じようにNTTの光ケーブルの光ファイバを借りてサービスする通信事業者です。
ドコモ光の特長は24種のプロバイダから自分の好きなプロバイダを選べるとろです。数が多すぎで選べない人には専門スタッフが最適なプロバイダを案内してくれます。
通信速度は最大1Gbpsで標準的です。一部地域では10Gbpsのサービスも開始しています。
また、工事費が無料でさらにdポイントがもらえます。
開通前はモバイルWi-Fiルーターが無料でレンタル可能です。選んだプロバイダによっては、次世代インターネット規格のIPv6に対応した高性能ルーターが無料レンタルできます。
スマホがドコモならドコモのスマホ料金の割引があります。ドコモのスマホがギガホプレミア・ギガライトならば、ドコモのスマホ料金が割引になるので、ぜひチェックしてみてください。
もちろん、光電話にも対応しています。ドコモ光電話にすればNTTの契約を廃止して、一本化できてお得です。
ソフトバンク光
ソフトバンク光は、東西NTTからフレッツ光の提供を受けて、独自のサービスをする光コラボレーション事業者です。
最大通信速度は1Gbpsです。一部エリアでは「SoftBank 光 ファミリー・10ギガ」という最大10Gbpsサービスも開始しています。
引っ越しで新規契約になる人のために「最大35,000円をキャッシュバック」や「乗り換え新規で工事費全額負担」、「乗り換えキャッシュバックキャンペーン」もありますので、チェックしてみてください。
もちろん、ソフトバンクのスマホ料金の割引もあります。
「ホワイト光電話」という光電話もありますので、NTTから移行するのもいいでしょう。
auひかり
auひかりはNTTから光ファイバ心線を借りてインターネット接続する通信事業者です。
通信速度は最大1Gbpsです。エリアは限定されますが、最大通信速度5Gbps・10Gbpsのサービスもあります。
auひかりもプロバイダを自由に選べます。プロバイダにより、メールアドレスの数やメールボックスの容量が違うので、自分にあうプロバイダを選んでください。
また、通信事業者が変わったときの違約金相当を還元する「乗りかえスタートサポート」キャンペーンがあるほか、オプションとして「auひかり電話サービス」があるので固定電話をまとめられます。
auひかりのインターネットサービスと「auひかり電話サービス」を契約すると、auスマートバリューの割引対象になります。auのスマホの料金が割安になるので、auスマホのユーザーは調べてみる価値がありますね。
So-net光プラス
So-net光プラスは、NTTからフレッツ光の提供を受けてサービスする光コラボレーションサービスのインターネット接続です。
最大通信速度は1Gbpsで、次世代の通信規格IPv6に対応しています。
光回線が開通するまでの間、モバイルWi-Fiルーターを利用開始日~31日目まで無料で借りることができます。31日目以降も日割り計算でレンタルできるのでお得です。
また、IPv6対応した無線LANルーターが無料でレンタルできるのも特徴です。
また、「So-net光電話」という光電話サービスがあり、固定電話をまとめられます。
光電話を契約するとauスマートバリューの対象になるので、auスマホユーザーの方は携帯電話料金が安くなります。
まとめ
今回、ご自宅を新築したときにいつインターネットの申し込みを開始したらいいかをご説明しました。
まずは、新築届を出すことがスタートになります。電気の申し込みも含めて、ハウスメーカーにお願いする場合がほとんどでしょうから、ハウスメーカーに入居したらすぐに光回線を伝えるようにしたいことを伝えておきましょう。
今回紹介したおすすめの光回線ですが、すべてスマホ料金の割引につながるものです。自分の使っているスマホの料金割引がある光回線を選ぶというのもよい方法です。
その他の選び方としては、光回線事業者のキャンペーンで選ぶ方法も。各社さまざまなキャンペーンをしているので、引っ越しを機に光回線を切り替えた方がお得になる場合もあります。
速度にこだわるのであれば、コラボレーション光回線ではなく、NTTから光心線を借りて独自のサービスをしている、NURO光・ドコモ光・auひかりなどを選ぶのもいいでしょう。
いろいろな光回線の選び方があります。ぜひ、自分のライフスタイルに一番近い光回線を選んでください。