今後、引っ越しのご予定はありますか？
引っ越しとなると、電気や水道、ガスなどの公共インフラ先への連絡が発生します。そんな中、忘れてはならないのが契約中の光回線への連絡です。
これまで引っ越しの経験がないと、光回線への連絡が必要なことをつい忘れてしまいがちです。
また、その光回線をそのまま継続する場合には、移転の手続きが必要になります。
できれば、ストレスなくサクッとやりたいところです。では、一体どうすれば良いのでしょうか。
今回は、引っ越しをする時の光回線の手続きやお得に乗り換える方法をわかりやすくご紹介します。
引っ越しする時に光回線は継続できるの？
あるサービスを長い間使っていて、大きなトラブルがないとそのサービスに愛着がわきます。
それは光回線も同じです。そうなると、引っ越しが発生しても、同じ光回線を継続して使いたくなりますよね。
同じ光回線であればメリット・デメリット・使い勝手を知り尽くしているので、ストレスなく使うことができます。
では、引っ越しする時に光回線は継続できるのでしょうか。それともできないのでしょうか。
次の章では、引っ越し先で光回線が継続できる場合、継続できない場合についてそれぞれ詳しくご紹介します。
継続できる場合
引っ越し先でも、同じ光回線を継続できるのでしょうか？
結論からいうと、引っ越し先でも同じ光回線を継続することは可能です。
継続できる場合の条件は、現在利用中の光回線とプロバイダが引っ越し先でも提供されていれば全く問題ありません。
ドコモ光を例にしてご説明します。
ドコモ光の場合、ユーザーに光回線の継続の意志があり、引っ越し先にドコモ光が開通していれば継続は可能です。
基本的な契約内容は引っ越し先でもそのまま引き継がれます。
ただし、オプションである光電話などは若干の変更があることがあります。
利用中の光回線が、引っ越し先でも継続が可能かどうかは、一度光回線業者に確認されることをおすすめします。
継続できない場合
引っ越し先で、同じ光回線を継続できないのはどんな場合でしょうか？
継続できないのは、引っ越し先が光回線の提供エリア外である場合です。
一般的にドコモ光であれば、全国どこでも開通していますが、光回線によっては地域限定のサービスは結構あります。
都心部は開通していても、ローカルエリアは開通していない場合です。
こうなると、引っ越し先で光回線を継続することはできません。
利用中の光回線が、引っ越し先でも継続が可能かどうかは、一度光回線業者に確認されることをおすすめします。
光回線を継続する時の手続き
引っ越し先でも、現在利用中の光回線が開通していれば、継続して利用することができます。
ドコモ光を例にして「移転手続き」のフォーム（連絡先）をご紹介します。ドコモ光であれば移転手続きは「電話」、「ドコモショップ」、「ウェブ」から可能です。
手続き方法は、一般的な光回線であれば、業者に「移転手続きの申請をする」ことで移転の作業・工事が行われます。
では、移転の手続きは具体的にはどうすれば良いのでしょうか。
次の章で、光回線を継続する時の手続きの流れ、注意点について詳しくご紹介します。
手続きの流れ（ドコモ光の場合）
こちらでは、光回線を継続する時の手続きから開通までの流れについてご紹介します。
- 現在利用している光回線業者に「移転手続きの申請」を行います。
この時、契約者名・携帯電話番号・ご契約ID・引越し先の住所・工事希望日などを聞かれるので、準備しておいてください。 - 申請が受理されると、現在の住所宛に移転手続き関係の書類が送られてくるので保管しておいてください。
- 機器を返却する場合があります。
戸建て住宅から集合住宅に変わる場合は機器の返却が発生します。その場合、機器の返却をしてください。戸建てから戸建ての場合はそのまま使えることがあります。 - 光回線業者に引っ越し先の開通工事をしてもらいます。
- 工事完了後、ユーザー自身でルーター・プロバイダ・パソコンなどの接続・設定を行ってください。（通常、サポートサービスがあるので簡単にできます。）
- 引っ越し先での光回線が開通されます。
以上、手続きから開通までの流れをご紹介しました。
注意点
こちらでは光回線を継続する時の注意点についてご紹介します。
注意点は次の3点です。
注意点①開設工事代金がかかることがある
開設工事代金がかかるケースは、光回線工事を新たに行う必要があるケースです。
以前の入居者が光回線を開通させていれば、開設工事代金はかかりません。
注意点②移転事務手数料がかかる
こちらは、移転手続きを行えば必ずかかります。
ドコモ光回線を例にすると、マンション・戸建てとも2,200円がかかります。
注意点③契約内容が変更していることがある
場合によっては、契約内容が変更していることがあります。
その理由は、現在では新規でのサービスが終了していたり、エリアによって使えないサービスがあるからです。
実は乗り換えた方がお得になる！
現在利用中の光回線があっても、引っ越し先で提供していなかったり、移転手続きが面倒で解約してしまうことがあります。
そうなると検討されるのが「乗り換え」です。
乗り換えにはメリットが多く、以前のまま継続するよりも「お得」になることがあります。
その理由は、現在ほとんどの光回線業者が乗り換えに力を入れているからです。各業者で、様々な乗り換えキャンペーンが行われています。
次の章では代表的な「工事費が無料になるキャンペーン」、「他社違約金負担キャンペーン」、「キャッシュバックキャンペーン」について詳しくご紹介します。
工事費が無料になるキャンペーン
工事費が無料になるキャンペーンとは、光回線を新規契約した時に行われる光回線の屋内外工事を無料にするキャンペーンのことです。
工事費が無料になるキャンペーンのメリットは「初期費用を抑えられる」ことです。
光回線の屋内外工事は、一般的な光回線業者であれば約2万円ほどかかります。
初期費用に2万円もかかると、光回線の新規契約のハードルが上がります。工事費が無料になれば気軽に新規契約をすることができますね。
他社違約金負担キャンペーン
他社違約金負担キャンペーンとは、光回線の乗り換えで他社の違約金が還元されるキャンペーンのことです。
他社違約金負担キャンペーンのメリットは「高額な違約金の負担がなくなる」ことです。
一般的な光回線の解約違約金は約1～2万円台ですが、中には4万円近くかかる光回線があります。こうなると、安心して乗り換えができません。
他社違約金負担キャンペーンがあれば、違約金の負担がなく、安心して乗り換えることができます。
キャッシュバックキャンペーン
キャッシュバックキャンペーンとは、光回線の開通後に現金がユーザーに還元されるキャンペーンのことです。
キャッシュバックキャンペーンのメリットは「高額キャッシュバックが期待できる」ことです。
一般的な光回線のキャッシュバックは約2～6万円台です。
ところが中には、最大13万円もの高額キャッシュバックキャンペーンもあります。
高額キャッシュバックキャンペーンであっても、条件を満たせば簡単に手に入れることができます。
乗り換えにおすすめの光回線３選
様々な魅力的な乗り換えキャンペーンが行われていると、乗り換えたくなってきます。
しかし、光回線は多くの業者がサービスを提供しているので、選ぶのは簡単ではありません。
どの光回線を選べば良いのかわからない、というのが正直なところでしょう。
こちらでは、乗り換えにおすすめの光回線3社について詳しくご紹介します。
NURO光
NURO光とは、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する光回線サービスになります。
NURO光のメリットは「下り最大速度2Gbps」が出ることです。
NURO 光は、多くの光回線の中でも通信速度が最速です。
今後、NURO光の提供エリアに引っ越しの予定があり、高速通信の光回線に乗り換えたいユーザーに特におすすめです。
NURO光について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
→NURO光
ソフトバンク光
ソフトバンク光とは、ソフトバンク株式会社が提供する光回線サービスになります。
ソフトバンク光のメリットは「高額キャッシュバックキャンペーンがある」ことです。
ソフトバンク光には、最大8万円台の高額キャッシュバックキャンペーンがあります。
今後、ソフトバンク光の提供エリアに引っ越しの予定があり、高額の現金を手に入れたいユーザーに特におすすめです。
ソフトバンク光について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
→ソフトバンク光
auひかり
auひかりとは、KDDIが提供する光回線サービスになります。
auひかりのメリットは「解約違約金を最大3万円まで負担できる」ことです。
auひかりは乗り換え時にかかる違約金を還元してくれます。
最大3万円まで負担してくれるので、一般的な光回線業者であれば安心して解約ができます。
今後、auひかりの提供エリアに引っ越しの予定があり、3万円の解約違約金が必要なユーザーに特におすすめです。
auひかりについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
→auひかり
まとめ
今回は、引っ越しをする時の光回線の手続きやお得に乗り換える方法についてご紹介しました。
ポイントをまとめると次の通りです。
- 引っ越し先でも同じ光回線を継続することは可能
- 継続できない場合とは、引っ越し先が光回線の提供エリア外である場合
- 光回線を継続する時の手続きは、業者に移転手続きの申請をして受理されれば、作業・工事が行われ、最終的に引っ越し先で開通できる
- 移転での注意点は開設工事代金がかかることがある、移転事務手数料がかかる、契約内容が変更していることがあるの3点
- 「工事費が無料になるキャンペーン」、「他社違約金負担キャンペーン」、「キャッシュバックキャンペーン」があるので、乗り換えた方がお得になる
- 乗り換えにおすすめの光回線は、NURO光、ソフトバンク光、auひかりの3社
引っ越しをする際は、光回線を継続する場合でも解約して乗り換える場合でも、連絡・手続きを忘れずに行ってください！
