光回線全般

Fon光は実際どうなの?メリット・デメリットを徹底解説!

Fon光をご検討されていますか?

Fon光(フォンひかり)は、NURO光回線を利用したインターネットサービスとして話題です。

看板サービスは「下り最大2Gbpsの超高速通信」を実現していることです。これにより、NTT光回線より高速で高品質なネット環境を楽しめます。

では、Fon光とは一体どんな光回線なのでしょうか。

今回は、Fon光についてわかりやすくご紹介します。

Fon光とは?

Fon光とは、どんな光回線なのでしょうか?

こちらではFon光についてご紹介します。

Fon光の提供会社について

Fon光を提供しているのはフォン・ジャパン株式会社です。

Fon光の提供会社 フォン・ジャパン株式会社
設立年月日 2006年8月10日
住所 東京都豊島区池袋
事業内容 モバイルWi-Fiレンタルサービス「縛りなしWiFi」を提供中
本社(スペイン) FON(フォン)

フォン・ジャパン株式会社の本社であるFONは、世界150ヵ国で1,500万以上の無線LANアクセスポイントを有する世界最大級のグローバルWi-Fiコミュニティです。

Fon光について

Fon光サービス開始 2020年9月28日提供開始
通信速度 下り最大2Gbps、上り最大1Gbps
回線提供元 NURO光

Fon光は、NURO光の光回線を利用していることから、スペック的にはNURO光とほぼ同等です。

サービスに関しては、Fon光の方が有利な点があります。

Fon光のメリット・デメリット

Fon光は、光回線に華々しくデビューした新星です。

NURO光とも共通点があり、ネットを高速でスイスイ使いたいと思っているユーザーにはかなり気になる存在です。

では、どんな点がおすすめで、どんな点がイマイチなのでしょうか。

こちらではFon光のメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。

メリット

こちらではFon光のメリットを3つお伝えします。

メリット①下り最大2Gbps

Fon光はNURO光回線を利用していることから、下り最大2Gbpsが可能です。上り最大は1Gbpsです。

これはNURO光と同じ「GPON(Gigabit capable passive optical networks)」を採用しているからです。

独自技術「GTCフレーム」が使われています。

GPONを採用することで、従来の光回線の約2倍の通信速度が実現できています。

また、最大2.5Gbpsまで可能です。

メリット②2倍速なのに月額料金が他社より安い

Fon光は下り最大2Gbpsでますが、月額料金は「4,378円(税込)」で利用できます。Fon光は戸建て・マンションとも共通プランです。

月額料金を他社と比較すると次の通りです。

【各光回線の月額料金の比較表(税込)】

光回線 月額料金
Fon光 4,378円:戸建て・マンション共通
NURO光 5,200円:NURO 光 G2T
ドコモ光 5,720円:戸建    タイプA 
auひかり 6,160円:3年単位(自動更新)ずっとギガ得プラン 
ソフトバンク光 5,720円:2年自動更新プラン

上記の表の通り、NURO光以外は下り最大1Gbpsですが、月額料金は割高です。

Fon光はNURO光、ドコモ光、auひかり、ソフトバンク光のメジャー光回線と比較しても、月額料金が安く利用できます。

メリット③WiFi機器のレンタルが永年無料

Fon光の提供元のフォン・ジャパンはWiFi機器関連メーカーであることから、WiFi機器を永年無料で提供してくれます。

無線LANルーター機能が搭載されている「ONU(光回線終端装置)」がレンタルされます。

有料であると月々数百円かかり、数年単位になると結構大きな額になります。

他社光回線は、WiFi機器に関しては有料が大半なので、この点に関してもFon光はお得に利用することができます。

デメリット

こちらではFon光のデメリットを3つお伝えします。

デメリット①開通工事が2回ある

理由はNURO光回線を使っているからです。

開通工事2回の内訳は、Fon光が担当する「屋内工事」、NTTが担当する「屋外工事」です。

どちらの工事も1~2時間で終わりますが、別会社の工事になることから2回に分けて行われます。

一刻も早く使いたいと思っているユーザーにはかなりのデメリットです。

デメリット②解約違約金が高い

Fon光は解約違約金に関しては、他社よりも頭1つ分割高です。

次の表に各社の解約違約金をまとめました。

【各光回線会社の解約違約金の比較(税込)】

光回線 解約違約金
Fon光 21,780円:共通
NURO光 10,450円:共通
ドコモ光 8,800円:マンション 14,300円:戸建て
auひかり 7,700円:お得プランA 10,450円:ギガ得プラン 16,500円:ずっとギガ得プラン
ソフトバンク光 10,450円:自動更新ありプラン(2年) 16,500円:自動更新ありプラン(5年)

Fon光は月額料金は安く利用できますが、解約違約金は高くなります。契約期間の2年を使う前提で契約することをおすすめします。

デメリット③ローカルエリアへの提供が弱い

Fon光はNURO光回線を利用しているので「都市圏には強いがローカルエリアには弱い」という特徴があります。

よって、大都市圏のみでの提供になります。東北と四国にはありません。

【サービス提供エリア】

エリア 各県
北海道 全域
関東 東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬
東海 愛知、静岡、岐阜、三重
関西 大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良
中国 広島、岡山
九州 福岡、佐賀

Fon光はこんな人におすすめ!

今後、多くのユーザーの利用が期待されているFon光です。

では、どんな人におすすめなのでしょうか。

Fon光は次の人におすすめです。

  • 下り最大2Gbpsでネットを楽しみたい人
  • 月額料金が他社より安く利用したい人
  • WiFi機器のレンタルが永年無料で利用したい人
  • 工事費を実質無料で利用したい人
  • ソフトバンクスマホを使っており毎月割引を受けたい人

Fon光の申込から利用までの流れ

こちらではFon光の申込から利用までの流れを解説します。

ステップ⒈Fon光の専用サイトから申込む

①サイトにアクセスし、住所の入力・建物の種類を選択し、Fon光の対応エリアかどうかを調べます。

②「Fon光提供エリアとなっています」と表示されたら、申込みが可能です。
Fon光は全国対応していないので、微妙な場合はご注意ください。

③申込フォームに個人情報の入力をしてください。

【申込フォーム】

申込み区分 (個人・法人):
契約者情報:
設置先住所:
建物の情報:
オプション:
入会書類郵送希望先:

ステップ⒉電話での承認

Fon光に申し込みフォームを送信後、Fon光から折り返しの確認電話がかかってきます。

オペレータから契約内容の確認、Fon光に関する説明、1回目の開通工事の希望日時の確認をされます。

この時、希望日時は第3候補まで用意しておいてください。

また、土日の工事を希望すると追加料金が発生します。

ステップ⒊開通工事の立ち合い

開通工事は屋内、屋外の2つの工事とも立ち合いが必要になります。

①1回目の屋内工事の立ち合い

屋内工事は、Fon光の作業員がユーザーの自宅に入り、屋内に光ケーブルを引き込む工事になります。

屋内工事が完了すると、2回目の屋外工事の予約がされます。

②2回目の屋外工事の立ち合い

屋外工事は、NTTの作業員が屋外での作業を行います。

電柱から光ケーブルを引き込み、外壁に取り付けた光キャビネットに接続する工事です。

③開通

工事完了後、屋内機器などの設定を行い、接続を確認すれば開通です。

ネットを使用することができます。

下り最大2Gbpsの超高速光回線【Fon光】

まとめ

今回は、Fon光についてご紹介しました。

ポイントをまとめると次の通りです。

  • Fon光は2020年9月28日提供開始した下り最大2Gbpsの超高速光回線
  • Fon光のメリットは下り最大2Gbps、2倍速なのに月額料金が他社より安い、WiFi機器のレンタルが永年無料の3つ
  • Fon光のデメリットは開通工事が2回もある、解約違約金が高い、ローカルエリアへの提供が弱いの3つ
  • Fon光は下り最大2Gbpsでネットを楽しみたい人、月額料金が他社より安く利用したい人、WiFi機器のレンタルが永年無料で利用したい人、工事費を実質無料で利用したい人、ソフトバンクスマホを使っており毎月割引を受けたい人におすすめ
  • Fon光の申込から利用までの流れはFon光の専用サイトから申込む、電話での承認、開通工事の立ち合い、開通の4ステップで行われる

以上のことから、Fon光をぜひ利用されることをおすすめします。