現在、ネット回線をお探しですか?
進学のため、一人暮らしを始めた大学生の方も多いことでしょう。
大学生になるとネットなしではやっていけませんよね。今やネットは生活には欠かせないインフラです。
では、一人暮らしの大学生には一体どんなネット回線がおすすめなのでしょうか。
今回は、一人暮らしの大学生におすすめのネット回線をご紹介します。
大学生に必要なネット回線の条件は?
大学生に必要なネット回線の条件とは一体どんなものでしょうか?
大学生になると、ネット回線は必須です。
プライベートはもちろん、授業でも必要になります。調べものをしたり、レポートをまとめたり、ポータルサイトへ論文をアップしたりと何かと利用する機会が増えます。
では、ネット回線にはどんな条件が必要なのでしょうか。
こちらでは大学生に必要なネット回線の条件についてお伝えします。
オンライン授業が快適に受けられる
1つ目の条件が「オンライン授業が快適に受けられる」ことです。
コロナ禍の影響で「オンライン授業」に対する世の中の評価が変わりました。
以前であれば対面授業が主流で、オンライン授業は特別な環境にある人たちだけが行うような、いわゆるマイナーな存在でした。
ところがコロナ禍を経験したことで、オンライン授業に対する価値観がガラリと変わりました。
その理由は通学などの必要がなく、時間をより効率的に使うことができるからです。
また、多少の扱いにくさがあっても、メリットが優先していることも利用に貢献しています。
コロナ禍が終息しても、オンライン授業の必要性は今後増々高まっていくことが予想されます。
これらのことから、オンライン授業が快適に受けられるネット回線がおすすめです。
スマホとセット割で料金が安くなる
2つ目の条件が「スマホとセット割で料金が安くなる」ことです。
今どきの大学生でスマホを使っていない人はかなりのレアケースでしょう。パソコンやタブレットがなくても、スマホは持っている人がほとんどです。
一人暮らしの大学生になると、スマホと光回線の2つを利用する人も増えることでしょう。
ただし、お互い別々に契約すると当然割高になります。
そうなるとスマホに光回線を合わせ、セット割にしたいところです。
現在、ネット回線の中にはスマホ料金が安くなるセット割が利用できるものもあります。
契約を変更しない限り、ずっと割引ができます。
これらのことから、スマホとセット割で料金が安くなるネット回線がおすすめです。
ネット回線の種類は2つ
ネット回線の種類はいくつあると思いますか?
ネット回線は大きく分けると「固定回線」と「モバイルWiFi」の2つに分かれます。この2つがさらに細かく分かれていきます。
こちらでは「固定回線」と「モバイルWiFi」のそれぞれの種類についてご紹介します。
固定回線の種類
速度 | 安定度 | 評価 | |
光回線 | 1~10Gbps | 高い | 〇 |
ケーブルテレビ回線 | 300Mbps | 不安定~安定 | △ |
ADSL | 40Mbps | 不安定 | ✖ |
固定回線には“光回線”、“ケーブルテレビ回線”、“ADSL”の3種類があります。
ただし、スペックから言えば現在は光回線一択です。
ADSLに関しては、2016年6月末に新規受付が終了、2023年にサービス終了予定です。
モバイルWiFiの種類
速度 | エリア | 安定性 | |
WiMAX | 867Mbps | 限られている | 屋外で高く、屋内で低い |
キャリアLTE | 150Mbps | 広範囲 | 高い |
クラウドSIM | 150Mbps | 広範囲 | 高い |
モバイルWiFiは“WiMAX”、“キャリアLTE”、“クラウドSIM”の3種類があります。
WiMAXとはWiMAX回線を使うモバイルWi-Fiルーターで、キャリアLTEとはLTE(4G)回線を使うモバイルWi-Fiルーター、クラウドSIMはクラウドSIM技術を活用したモバイルWiFiルーターのことです。
通常、モバイルWiFiとは「WiMAX」のことを指します。
固定回線(光回線)のメリット&デメリット
こちらでは固定回線(光回線)のメリット&デメリットについてお伝えします。
メリット
メリット①通信速度が速い
光回線は最大1~10Gbpsでの通信が可能です。
そのため、一瞬にして大量のデータを送ることができます。
通信速度が速いので、動画やゲームなどで遅れることがありません。
メリット②無制限で使える
固定の光回線であれば、容量制限がありません。
容量を気にせず好きなだけ使うことができます。
デメリット
デメリット①所定の場所から移動ができない
光回線は固定回線の名前の通り、所定の場所から移動ができません。
WiFiルーターからの通信も自宅の外に出るとつながらなくなります。
デメリット②開通工事が必要
光回線は、開通時に電柱から自宅の外壁に光ケーブルを引き込み、次に外壁からONUまで光ケーブルをつなげる工事が必要になります。
早い場合は数週間で開通しますが、光回線によっては数ヶ月かかるものもあります。
また、2回の開通工事がある光回線もあります。
モバイルWiFiのメリット&デメリット
こちらではモバイルWiFiのメリット&デメリットについてお伝えします。
メリット
メリット①屋外・屋内で使える
モバイルWiFiとは、文字通り「移動ができるWiFiルーター」のことです。
そのため、屋外・屋内を問わず使うことができます。
メリット②工事不要ですぐに使える
モバイルWiFiは無線なので、固定回線のような光ケーブルの引き込み工事をする必要がありません。
設定をすればすぐに使うことができます。
デメリット
デメリット①対応外エリアがある
モバイルWiFiは自由にどこへでも持ち運ぶことができます。
ただし、対応外エリアもあります。
対応外エリアになると不安定になり、つながりません。
デメリット②充電の必要がある
モバイルWiFiの動力は電気です。
そのため、残量が少なくなったタイミングで充電が必要になります。
一人暮らしの大学生におすすめのネット回線はどこ?
一人暮らしの大学生にはどんなネット回線がおすすめなのでしょうか?
こちらでは大学生におすすめのネット回線をご紹介します。
BroadWiMAX
Broad WiMAXは株式会社Link Lifeが提供するWiMAX回線サービスです。
WiMAXとは「Worldwide Interoperability for Microwave Access」のことで、3GやLTEの一種です。
元々WiMAXは「データ通信」に特化した通信でした。
WiMAXのメリットは、短時間に大量のデータを高速通信することができます。
現在は「WiMAX 2+」が提供されたことで、ほぼスマホ並みの通信が可能です。
Broad WiMAXはモバイルWiFiの中でも、最大手であり、高いシェアを持っています。
au・UQモバイルの方はセット割が適用できます。
ドコモ光
ドコモ光とは、NTTドコモが提供する光回線のことです。
ドコモ光には、国内最大のフレッツ光回線網、ケーブルテレビ網があります。
また、全24社のプロバイダ数を誇ります。
こちらの記事でドコモ光のおすすめのプロバイダを紹介しているので、よかったらご覧ください。
→ドコモ光のプロバイダでおすすめなのはどこ?
現在、日本で最も知名度があり、安定的な光回線です。
メリットはドコモスマホユーザーであれば、スマホ割引があります。
ソフトバンク光
ソフトバンク光とはソフトバンク株式会社が提供する光回線です。
回線はNTT東日本・NTT西日本の光ファイバー回線網を使用しており、スペック的にはドコモ光とほぼ互角です。
メリットはソフトバンクスマホユーザーであれば、スマホ割引があります。
まとめ
今回は、一人暮らしの大学生におすすめのネット回線をご紹介します。
ポイントをまとめると次の通りです。
- 大学生に必要なネット回線の条件はオンライン授業が快適に受けられる、スマホとセット割で料金が安くなるの2点
- ネット回線の種類は固定回線とモバイルWiFiの2種類に分けられる
- 固定回線(光回線)のメリットは通信速度が速い、無制限で使えるの2点
- 固定回線(光回線)のデメリットは所定の場所から移動ができない、開通工事が必要の2点
- モバイルWiFiのメリットは屋外・屋内で使える、工事不要ですぐに使えるの2点
- モバイルWiFiのデメリットは対応外エリアがある、充電の必要があるの2点
- 一人暮らしの大学生におすすめのネット回線はBroadWiMAX、ドコモ光、ソフトバンク光
以上のことから、一人暮らしの大学生におすすめのネット回線はBroadWiMAX、ドコモ光、ソフトバンク光のいずれかをおすすめします。