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光回線が遅いのはルーターのせい?買い替え時期を見極めるチェックリスト

「光回線を導入したのに、なぜか動画が途中で止まる」

「オンラインゲームがカクカクする…」

光回線は速いと聞くけれど、いざ使ってみると期待外れ。もしかしたら、その原因はルーターにあるかもしれません。

ルーターは、光回線の光信号をWi-Fi電波に変換し、スマートフォンやパソコンにインターネットを届ける重要な機器です。

古いルーターを使い続けていると、回線自体の速度を最大限に活かせないことがあります。

ルーターもパソコンやスマートフォンと同様に日々進化しており、新しい規格や技術に対応していなければ、通信速度が十分に発揮されません。

そこで、本記事ではあなたのルーターが買い替え時なのかを簡単に診断できるチェックリストをご紹介します。たった数分の確認で、ネット環境を快適にする第一歩が見つかりますよ!

また、もしルーターのランプが赤く点滅してる場合は、「【光回線トラブル解決ガイド】ランプの意味からわかる接続異常の原因と対策」でルーターのランプの色や点滅の意味を解説しているので、こちらの記事を参考にしてみてください。

目次

ルーターの買い替えのサインは?3つのチェックポイント

「ネットの速度が遅いな…」「動画が途中で止まる」と感じている場合、原因は実はルーターにあるかもしれません。ルーターを買い替えるだけで、インターネットが快適になることもあります。

ここでは、あなたのルーターが「買い替え時」かどうかを見極めるための3つのポイントをご紹介します。

チェックリスト⑴購入から5年以上経過している

ルーターの寿命は、一般的に4~5年と言われています。

ルーターはパソコンやスマートフォンと同様に電子機器のため、長年使い続けると内部の部品が劣化していきます。

また、Wi-Fiの技術は日々進化しているので、古いルーターは最新の通信規格に対応していません。

例えば、最新のスマートフォンやパソコンが対応している新しい技術を、古いルーターでは活かしきれないため、せっかくの高速な光回線が宝の持ち腐れになってしまうのです。

もしご自宅のルーターが購入から5年以上経っているなら、性能の限界が来ているサインかもしれません。

チェックリスト⑵複数の機器を同時に使うと遅くなる

家族みんなが同時にスマートフォンやタブレット、ゲーム機を使うと、途端にネットが不安定になったり、速度が遅くなったりしていませんか?

古いルーターや性能の低いルーターは、一度にたくさんの機器を処理する能力が十分でない場合があります。

最近は、パソコンやスマートフォンだけでなく、スマートテレビやスマートスピーカーなど、インターネットにつながる機器がどんどん増えています。多くの機器が同時に通信しようとすると、ルーターが処理しきれなくなり、全体の通信速度が落ちてしまうのです。

もし、家族みんなが家にいる時間帯にネットが遅くなるなら、ルーターが通信の渋滞を起こしているのかもしれません。

チェックリスト⑶ルーターを再起動しても変化がない

インターネットの調子が悪いとき、まず試すべきなのがルーターの再起動です。

ルーターの電源コードを一度抜いて、数秒待ってから再び差し込むだけで、一時的な不具合が解消されることがよくあります。これは、ルーターが抱え込んだ不要な情報をリセットする効果があるためです。

もし、この再起動を何度も試しても状況が変わらない場合は、ルーター本体に何らかの問題が起きているか、単純に性能の限界が来ているサインかもしれません。

再起動で直らない不調は、ルーター自体が寿命を迎えている可能性が高いと考えられます。

そのネットの不調、ルーター以外の原因も疑ってみよう

上記の「ルーター買い替えチェックリスト」に当てはまらないにの、ネットが遅い…、そんな場合は、ルーター以外に原因があるかもしれません。

こちらでは、ネットが遅い原因としてルーター以外で考えられる原因やその対処法をご紹介します。

設置場所の見直し

もし「ルーター買い替えチェックリスト」に当てはまらなかったのにまだネットが遅いと感じるなら、ルーター以外の原因も考えてみましょう。

まず、最も簡単なのがルーターの設置場所を見直すことです。

Wi-Fiの電波は、壁や家具、そして水に弱く、遮られてしまいます。もしルーターが部屋の隅や棚の中、テレビの裏などに置かれているなら、電波は家全体に届きにくくなっています。

ルーターは、できるだけ家の中央、床から1〜2メートル程度の高い場所に置くのが理想的です。こうすることで、家全体に均一に電波が届きやすくなり、通信が安定する効果が期待できます。

プロバイダの確認

ルーターの置き場所を見直しても速度が改善しない場合は、契約しているプロバイダに原因があるかもしれません。

プロバイダとは、光回線とインターネットをつなぐ接続業者のことです。プロバイダ側で大規模な通信障害が起きたり、メンテナンスが行われたりしている場合は、一時的にインターネットが不安定になることがあります。

これらの情報は、たいていプロバイダの公式サイトや公式SNSで確認できます。

もし通信障害が起きているなら、復旧を待つしかありません。すぐにルーターを買い替える必要はないので、まずは落ち着いて情報を調べてみましょう。

新しいルーターを選ぶときの2つのポイント

色々と試してみたけどまだネットの不調が改善しない場合は、新しくルーターを買い換えるのも一つの手です。

でも、どのルーターが自分に合うのか、どれを選べばいいのか悩んでしまいますよね。

そこで、こちらでは新しいルーターを選ぶ際のポイントを2つご紹介します。

ポイント⑴利用人数と部屋の広さで選ぶ

いざ新しいルーターを買おうと思っても、たくさんの種類があって迷ってしまいますよね。まずは「どれくらいの人数で使うか」「どのくらいの広さの部屋で使うか」を考えると、自分にぴったりの一台が見つかります。

  • 一人暮らし(ワンルームなど)
    同時に接続する機器が少ないため、高性能なモデルは必要ありません。シンプルな機能で、手頃な価格のモデルで十分です。
  • ファミリー(2LDK~)
    家族がそれぞれスマホやタブレット、ゲーム機を使うなら、多くの機器を同時に処理できるモデルがおすすめです。また、家全体に電波を届けるために、複数アンテナが付いたモデルや、複数の機器を置いて家全体をカバーする「メッシュWi-Fi」対応の製品も良いでしょう。

パッケージに記載されている「推奨利用環境(例:2〜3人家族、3LDKまで)」を参考に選ぶと失敗しにくいです。

ポイント⑵最新のWi-Fi規格「Wi-Fi 6(または6E)」を選ぶ

新しいルーターを選ぶ際にもう一つ注目してほしいのが「Wi-Fiの規格」です。

Wi-Fiの規格は、いわば通信のルールのようなもので、数字が大きくなるほど新しく、性能も上がります。現在の最新の規格は「Wi-Fi 6(ワイファイシックス)」やさらに新しい「Wi-Fi 6E」です。

Wi-Fi 6は、従来の規格に比べて通信速度が格段に速く、多くの機器を同時に接続しても安定しやすいのが大きなメリットです。最近のスマートフォンやパソコンは、ほとんどがWi-Fi 6に対応しています。

古い規格のルーターでは、せっかくの高性能なスマホの通信速度を最大限に引き出すことができません。最新のWi-Fi 6に対応したルーターを選ぶことで、快適なインターネット環境を長く楽しむことができますよ!

まとめ

今回は、ルーターの買い替え時期を解説しました。もし「ルーター買い換えチェックリスト」に一つでも当てはまっているようでしたら、ルーターがネットの不調の原因である可能性が高いです。

また、再起動や設置場所の見直しで改善しない場合も、新しいルーターへの買い替えを検討してみましょう。

新しいルーターを選ぶ際は、お住まいの広さや利用人数、接続する機器の数に合ったものを選ぶのがポイントです!

ぜひ、この記事を参考にしながら自分に最適なルーターを見つけて、快適なインターネット環境を手に入れてください!

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